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「Chapter 3 インストールと設定」を 手順通りに実施しているつもりですがうまくいきません。

日立アカデミー後藤と申します。 受講者からラボ質問がありましたので、代理で投稿します。

<お問い合わせ内容>
テキスト「o6pnq7gebadr-LFS258-JP-labs_V2020-11-18.pdf」の「Chapter 3 インストールと設定」を
手順通りに実施しているつもりですがうまくいきません。

【現象】
ページ「3-12」の「5.DNS と Calico の・・・」ように「Running」にならず、
2つある「calico-node-・・・」のうち1つがしばらくすると「CrashLoopBackOff」になってしまいます。
念のため、ページ「3-13」にある「課題3.4」を試してもnginxは起動できません。
そして、コマンド「ip a」の実行結果は「tunl0@NONE」というインタフェースは存在しますが、「calib・・・」というものは存在しません。

【環境】
Win10 Pro上の「VirtualBox」で「Ubuntu 18.04.3 LTS」のマスタ/ワーカーを各1台構築。

【気になる点】
ページ「3-3」の下部にある「apt-get install -y docker.io」でインストールされるDockerのバージョンが「20.10.7」で、
ページ「3-7」で実行する「kubeadm init ・・・」で下記メッセージが出ています。
[WARNING SystemVerification]: this Docker version is not on the list of validated versions: 20.10.7. Latest validated version: 19.03

資料「LFS258-JP_V2020-11-18_SOLUTIONS.tar.bz2」の中にある「kubernetesVersion」の値が「1.19.0」となっているため、
「apt-get install -y kubeadm=1.19.0-00 ・・・」で実行しましたが、同じ警告が出ました。

また、ページ「3-6」の中頃「10. ファイルの閲覧には・・・」で示される「calico.yaml」について、
抜粋されている「CALICO_IPV4POOL_CIDR」がwgetでダウンロードしたファイル上はコメントアウトされています。
そのままでも、テキスト記載通りにコメントアウトを解除しても同じ現象になります。

Answers

  • セルフレスになりますが、以下ご連絡いたします。
    VirtualBoxで特に重要と思われる注意点を以下、お知らせします。

    ・VirtualBoxの仮想マシンのネットワーク設定
    - NAT network でプロミスキャスモード ALLOW allとする

    ・ファイアウォール停止(双方)
    ufw disable

    ・スワップ停止
    swapoff -a
    vi /etc/fstab
    swapを#コメントする

    ・hostnameを双方で設定

    /etc/hostsにそれぞれ書いておき内容を揃える。
    10.0.2.4 k8smaster
    10.0.2.6 k8sworker
    など

    $HOMEに置くcalico.yamlファイル

    -name: CALICO_IPV4POOL_CIDR
    value: "10.0.2.0/24"

    ・注意:インデントが合っていない。揃えること。
    (その場合は、calico.yamlのapplyではErrorとなる。Errorを解消するためインデントを揃える)

    • name: CALICO_IPV4POOL_CIDR
      value: "10.0.2.0/24" など

    kubeadm-config.yaml
    podSubnet: 10.0.2.0/24
    ここを上に合わせる

    失敗時、リブート時の対応:
    masterでは、一旦クリアしてやりなおし。
    kubeadm reset
    kubeadm init

    workerでjoin失敗時は、
    kubeadm resetした後にkubeadmi joinし直す。

    【気になる点】でご指摘の点は、警告でありErrorではないので、問題ないようです。
    ご参考情報: https://forum.linuxfoundation.org/discussion/859827/on-lab-3-7-i-run-the-kubeadm-join-command

  • 日立アカデミー 後藤です。

    引き続き、モデレーターの方のコメント、ご指摘お待ちしております。

  • 後藤さん、はじめまして。

    CALICO_IPV4POOL_CIDRの値("192.168.0.0/16"など)は、3-6 10 に

    インスタンスの既存のIP アドレス範囲との競合を回避します。

    と記載があるように、ノードのIPアドレス範囲と異なるものである必要があります。書かれた情報が「など」となっておりますが、実際に値が異なっているでしょうか。

  • hidekazunaさん はじめまして。

    コメントありがとうございます。

    こちら、既存のIPアドレス範囲とは値が異なっているようです。
    受講者へ確認し、今回の問題は回避できました。
    ありがとうございました。

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